ブレスヴォイストレーニング研究所

福島英特別講座「お腹から大きな声を出せるようにする」の感想

 

 

クライアントの声をご紹介します。

 

 

「方向性を示してもらった」(8年目 女性)

 

出しやすい音程(長く、大きく)を決め、あー、えー、あーえーいーおーうー、がーげーぎーごーぐーなど、胸や上半身の下の方で響く声で。できるだけ大きく出す。

1つ、きちっと磨いていく。2、3秒出すとゆらぎ、雑になる。完全に揃えてみる 。

だんだん顎の後ろなどに回っていくので、自分の中で今、上下前後などどうなっているか感じる。

決めないといろいろ回る。決めて統一する。(大げさかもしれないがこんな所にも、私という決められない人間性が出ていると思って恥ずかしい)

胸の共鳴を感じながら、体を使って息を送り込んでいく。

呼吸から共鳴になる所、あ、と声になる所をかすれさせない。

呼吸と体を使っていく

体、呼吸、共鳴、母音、歌 どれを練習するのか、チェックする所は違う

呼吸なら、吸って準備して、息の流れと一緒に出していく

響きの調整、上3 下5くらい

ががが(ラシラ) クレッシェンド

喉を開けたまま、下の部分を忘れない

げげげ、がごげが、がげごぎが、ががが など

ベースの声が本当はスタートライン。

体を入れて繰り返す。頭の方に回って抜けないように

以下のことが理解できたことと、普段練習する時の基準を挙げることができたこと。

先入観を持たずに自分で感じてみて、いろいろ出してみればよいとわかった(音程もそうだし、使う言葉も「あ」で難しければ、あえいおあおあ、とやってみる)そういう時間をもっと増やそうと思う。

声を出して2・3秒たつと揺らいでくるのが体感として分かった。

その揺らぎをなくしていくことが「揃える」ということなのか!と理解した。

会報などで、「何度も同じように出せること」という趣旨の文を読んではいたが、こういうことをおっしゃっていたのかと理解、体感(=揃っていないことを体感)した。

揃える基準がとても厳密。私とは基準のレベルが全く違っていた。こういう違いがあることも会報で読んではいたが、こういうことだったのかと。具体的に体感できてよかった。クレッシェンドでえええええ〜〜〜〜〜〜!っていうぐらい本当に違いすぎた。

体、呼吸、気力、深く、大きく、体と息を使って出す、維持すること大切。

はーーーーーー!と息を吐く力が足らない 。

肉体芸術、体鍛える。気力の充実。体力はもちろん、気力、メンタルをしっかりしないとと感じた。

(録音で聞く、自分の普段の話し声の なんと自信のなさそうなことか)

声のことを知り、どういう声がどういう時に出て、どうすれば調整できるのか、知っておくことが大切。

音や発音はやっていても、音色そのものはやっていない人が多い。声楽に学ぶ。

出やすく、深く、説得力ある声に

全身使って、深い息で。トレーニングはこれでやっておく

ゆがまない、まっすぐとか、基準を細かく取れるように

気力体力のお話など、毎日の仕事と家事の中で忘れてしまっていたことを思い出しました

声のことを知り、どういう声がどういう時に出て、どうすれば調整できるのかを知っておくこと、をはじめ

方向性を示していただき、ありがとうございます。(OY)

 

メッセージ

パーソナリティとして活躍されていらっしゃいます。声を使うお仕事のため、遠方のところ頑張って毎月通われていらっしゃいます。

 

 

 

「身体を使うことの大事さを勉強できた」(2年目 女性)

 

テキスト 内容に関係なく、大きい声で読んでみる。自主練でも、なるべく大きな声で読む練習が有効 

「アー」 1高い 2中くらい 3低い 声でやってみる。のどにひっかからずスムーズに声を出せるところを探す

「アーアーアー」「ガーガーガー」 響きを集めてまっすぐに声を前に出す、身体の中のどこで響かせているか意識する

身体のどこが使われているか、響かせているかをよく意識してみようと思いました

ふだん大きな声を出す機会がほぼないので、家で練習するときも、どこまで大きい声を出していいものか…、喉は大丈夫なのかと思っていましたが、

その点は大丈夫なようです(喉は開いているとおっしゃられていた)ので頑張ってやってみます

声の響き、身体の感覚を意識する。しっかり身体を使うことの大事さを勉強できて、ためになりました

まだ感覚がつかんでうまく身体を使うことができないのですが、いつか「ここだ!」「これだ!」というのがつかめるように頑張ります(UW)

 

メッセージ

外国人とお仕事をされていらっしゃるため、声の強さを必要とされていらっしゃいます。

 

 

 

「地声と裏声について学べた」(5年目 女性)

 

レッスンの進行、トレーナーの相談

地声と裏声について。裏声と思っているところは、弱い地声の感じ。

地声の出し方が、喉に頼り、当てすぎているようでした。喉が疲れるようであれば、息を流しながら滑らかに音を出していく練習をするとよい。浅く、口先で出さず、深い息の支えで発声する。

ア、ガ、ギ、グ、ゲ、ゴ、で発声。それをゆっくりレガートでできるように練習するとよい。喉を開く、顎を引く。

共鳴について。どこで鳴っているか。

自分の声が喉に頼っているというのは、どういうことかはっきりとはわかりませんでしたが、違いを説明していただき、大分わかったと思います。

最近、無理に声を出しすぎて、喉がいがらっぽくなっていたので、喉に負担のない発声ができるようにしたいと思います。

声楽、ゴスペル、ジャズの発声の違いなどのお話もうかがえ勉強になりました。ありがとうございました。(ON)

 

メッセージ

ジャズとゴスペルを歌われていらっしゃいます。ご家族の介護と両立されていらっしゃいます。

 

 

 

「今やるべきことが明確になった」(2年目 女性)

 

歌で使う息や身体は歌って鍛えるのが近道

顔や頭部の方で声を響かせた方が楽だから、そちらに頼りがちになってしまう

逆で、下の方に重点を置く。そちらの比率を多めに

全ての練習は本番で使うものの何倍もの量でおこなうこと

それでいるからこそ応用がきく

自分ができるかできないかの所を練習すること。(できないものはできないし、できることをやっても意味はない)

一つ一つの音を同じポジションで声にできること

下に重点をおいて出す声というのが少し体感できた

声を出す前の準備の重要性を体感した

歌うこと、とにかく歌うことなんだとわかって、スッキリしました!

目から鱗がボロボロ落ちて、スッキリしました!

自分が今やるべきことが明確になって、楽しみです。

ありがとうございました!(IY)

 

メッセージ

お子様が大きくなられて、再び研究所に戻ってこられました。

 

 

 

「声の中に私の未来を感じた」(11年目 女性)

 

体から大きな声を出そうということでやったけれど、録音を聴くのは正直言って、しんどかったです。今さらですが、自分ってこんな変な声だっけ?と思いました。普段歌っている声とは別の、厚かましいような、叫んでいるような、お芝居に使うような声だと感じ、がんばりすぎかも、というように聞きました。がんばってるわりに、大きくないみたいだとも、思いました。すごく情けない気持ちでずっと録音を聞いていたけれど、最後にトレーナーが、最初に来たときより線がでてきた、と言って下さったので、びっくりしました。そして、そういえば、レッスンの時に、それを聞いた自分が嬉しかったことを、思い出しました。歌のための声と違って、今日は音程は二の次、大きく出すレッスンだった、のでした。

大きく出そうとして固まってしまう時は、一度リセット。上半身を前に倒して発声などして、リセット。つい早く、HaiHaiと言ってしまう。呼吸が浅いのかな?もっとゆったり、ひとつひとつ、Hai。

声の中に上下で引っ張り合うものがあって、芯が出てくる。この引っ張り合うものを使っていけると、メリハリの世界に入れる気がした。今の私はまだ、のっぺり。 いろいろなカンツォーネの曲のフレーズの一部を使った時、トレーナーのを聴くと、ひとつのフレーズの中に、たたみ込み、踏み込みがあって、私と全然違う。それを気がついただけで、具体的なところはまだ、わからない。けど、違いを感じたことは、私の小さな前進で、レッスンを受けた甲斐があると思う。

プロの歌は、全部見せない。声量も力量も、持っているもの全部を出さない。 あるいは、全然見せてしまったとしても、まだなにかありそうに思わせる。 見せる、聴かせるとはそういうこと。声量が全てじゃない。声量がなくても、持っている声量の中の線が出せればよい。あるいは、言葉の丁寧な置き方など。

改めて、声についてはまだまだ、だなぁと思いました。日頃、声に取り組む、と言いながらやはり、歌っちゃってると思いました。言葉が言い切れる声って、どうしたらいいんだろう、まだまだ先にあるんだー、と、思いました。

普段のレッスンの録音の何倍も、録音を聞くのが辛かった、それは、自分の歌声には、馴れてきていても、大きく出そうとする言葉の声には、慣れていない、ということだと思います。厚かましいように聞こえたこの声の中に、私の未来はあるのかもしれません。ありがとうございました。(KR)

 

メッセージ

10年越えて、今、尚熱心に学ばれていらっしゃいます。「継続は力なり」を体現されていらっしゃいます。

 

 

 

「理想のボーカル像が見えてきた」(2年目 男性)

 

自分の現在の声の状況、性質

声の深さ

レッスン後のライブですぐ成果が出た

ボーカルに自信が持てるようになった

欲しかったものが手に入った

内容はかなり難しく、全てを理解できませんでした。

でもレッスンの効果はすぐに出ました。

メンバーにボーカルとして認められた。

長い間悩みであった強い声に近づいた。

理想のボーカル像が見えてきました。

受講してよかったです。本当にありがとうございました。また福島トレのレッスン受けたいです。

これからもよろしくお願いいたします。(SS)

 

メッセージ

バンドのボーカルとして、ライブで活躍中です。毎年、CDを制作されていらっしゃいます。

 

 

 

「声と体を結び付けるトレーニング」」(1年目 男性)

 

後から録音を聞くことで、先生が言われていた

「横に広がるノイズ」や「息の圧力が足りない」というアドバイスがよくわかった。

予想以上に、ガ行を、声に乗せる・置いていくことが難しかった。

イメージは出来るが、録音を聞くと出来ていない。

息の力だけで滑らかに声にする。威厳と迫力のあるイメージで。

体と喉を開いたまま、息を送り込むと、大きくなる。息と体を使えない範囲まで無理に声にしない。

体と声の調子を見ながら、1音に3~4秒かけて、量よりも質を問う。

練習の時に、少しでも体をまきこんだトレーニングを行う。

歌も、言葉そのものの発声からアプローチするのも良い。

「ハイ」「ライ」「ナイ」など、イで喉を閉めない。慣れてきたら、音の高さや長さ、声量などを変えて練習する。

胸のハミングから、ガ行に移行する練習をする。

息を声に変えていくトレーニングの具体的なやり方がわかった。(とてもシンプルだが、難しかった)

息が無理なく自然に声になった時の声が、どういうものか理解できた。

レッスン自体はもちろん、お坊さんの読経の声の話や、美空ひばりの話、日本のゴスペルと本場のゴスペルの違いなど、とても興味深く楽しい時間でした。

いただいたレッスンを活かして、声と体を結び付けるトレーニングを続けていきたいと思います。

ありがとうございました。(ZW)

 

メッセージ

忙しいお仕事でいらっしゃるため、ご自分のペースでレッスンを受けにこられていらっしゃいます。

 

 

 

「息と声のキャッチと、ブレずに進めていく」(2年目 女性)

 

息と声のキャッチと、そこからひとつの方向にブレずに進めていく。

胸の響きでお腹から大きく深く息と言葉を出す。

まだまだ出せる息をまわしてそこに声をキャッチして出していく。

前屈の状態で、「はい、らい、あい」出してみる。

のどのかすれや、声のブレ、息のブレがない状態の体の感覚などを忘れず、覚えていく。

何度かやっていくうちに少しずつ体の使い方、正しい息と声がわかってきましたが、日々続けて感覚を忘れない様にしていきたいです。

とても難しかったですが、とにかくやり続けていく、息と声のキャッチ、そこからの安定した息と声、ブレずに、まずは出せる様にがんばっていきます。

歌とは切りはなし、トレーニングはトレーニングで大きなお腹から出る声、カスれず、ブレず、それを少しずつ長く、まずはこれをやっていこうと思いました。(OJ)

 

メッセージ

海外でのお仕事を控え、歌も英語も頑張っていらっしゃいます。