★中音域は、歌の中心となるところで、最もたくさん使われます。それゆえ、安定度が問われます。
ラーラララ ラララ ラララ (ラーミレド レドシードレソー)
Bestの状態の声とは、最も出しやすく、しぜんと声になっているところです。あまり声を出そうと意識しなくても、よい声がでます。 それに対してPeakの状態の声とは、最も声を大きく強くヴォリュームをもって使えるところの声です。通常の人ではBestの声の3−5音、上にあります。
1.ラララララララ (ドミソドソミド) ド ソ・ソ ミ・ ・ミ ド・ ・ド ・ ・
自分の好きな曲を一曲、選び、通して聴きましょう。できたら、楽譜をみながら、歌を聴きましょう。そして、楽譜と違うところを見つけましょう。聞いて、フィードバックして、何度もチェックします。
下のソから、1オクターブ、さらに上のソまで階名で歌ってみます。
ハイ、ラーラ
□それをリラックスした状態で行なうと、同時に、その声はやわらかく、しぜんとひびきます。温かく親しみやすい気持ちのよい声です。
□このことが同時にできることが必要です。同時にできたとき、フォームができたといってもよいでしょう。フレーズは、このフォームについてきます。
日本語での歌い方は、大きくわけると、3通りあります。 助詞−殺す 生かす
1.唱歌風 2.メロディ重視 3.ことば重視
「アエイオウ!」
1.イエイ、イエイ、イエイ 2.ダァー、ダァーダァー 3.Stand by me, by me 4.George George George
1.ラーラーラーラーラー(ドレミレド)
「よあけの ひかりに」 ドソソソ ソファミファ ララララ ララララ
1.あなたを(ドドドド)あい(** ドシラシシ) 2.あなたを(ドドドド)あい(** ドシラシシ)(1オクターブ下げて)
ブレスヴォイストレーニングは、どのジャンルに対しても、共通の声づくりを根本で目ざしています。それは、声の正解は、その人の体のなかにあるという考えだからです。だから、ジャンルによって、変えるのは声の使い方、つまりスタイルになってからです。
ほしはひかり ほーしは ひかりー
□息をたくさん吐き □声と息のミックス、息を多めにする □声のポジションを死守する □体の力でポジションを押す □息のフレーズで、音色をかすれたまま、もっていく
第4部 フォームづくりへ
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